候補問題No.1

2024年 候補問題No.1の施工方法

 

材料・複線図・施工についての注意

電線の種類・色、器具間の寸法、準備物などは候補問題からホーザン(株)が独自に想定したものです。
実際の試験では出題内容に従って施工してください。当社は責任を負いかねますのでご了承願います。
複線図の電線接続箇所は全てリングスリーブの場合を想定して記載しています。

準備物

電線

  • KIP 8mm2 200mm
  • VVF 2.0mm×2芯 850mm
  • VVF 1.6mm×3芯 750mm
  • VVF 1.6mm×2芯 2200mm※
  • IV 5.5mm2(緑)200mm
  • IV 1.6mm(緑)200mm

器具

  • ブロック端子3P(大)1個
  • ランプレセプタクル 1個
  • 3路スイッチ(埋込型)2個
  • 2極スイッチ(埋込型)1個
  • 埋込連用取付枠 1個
  • コンセント(埋込型)1個
  • コンセント15A 250V 接地極付(埋込型)1個
  • アウトレットボックス 1個
  • ゴムブッシング(19)2個
  • ゴムブッシング(25)4個
  • リングスリーブ(小)8個
  • 差込型コネクタ(2本用)4個

※ホーザンでは使用する電線長さは総長で記載しています。
実際の試験では2本に分けて支給されることがあります。
(例)VVF1.6mm×2芯 2000mm(1000mm×2本で支給)

施工条件

・端子台は内部結線図に従って使用すること
・3路スイッチの配線方法は次によること
・「0」の端子には電源側または負荷側の電線を接続し、「1」と「3」の端子にはスイッチ相互間の電線を結線する
・電線の色別は次によること
・接地線は緑色を使用する
・200V回路の変圧器u相からコンセントに至る配線はすべて黒色を使用する
・ジョイントボックス及びVVF用ジョイントボックスを経由する電線はその部分ですべて接続箇所を設け、その接続方法は次によること
・ジョイントボックス部分はリングスリーブによる接続とする
・VVF用ジョイントボックス部分は差込型コネクタによる接続とする
・埋込連用取付枠は3路スイッチ(イ)及びコンセント部分に使用すること


内部結線図

  • ①単線図と同じレイアウトで器具を配置します。
  • ②変圧器の複線図を描いていきます。
    施工条件・内部結線図をよく確認して指定通りに描きましょう。
  • ③電線の色を指定します。
    施工条件・内部結線図をよく確認して指定通りに描きましょう。
  • ④低圧側100V回路の電線を繋ぎます。
    接続点を忘れずに描きましょう。
  • ⑤電線の色を指定します。
    Ⅰ. 接地側は負荷(電灯など)とコンセントに繋ぐ→白線
    Ⅱ. 非接地側はスイッチとコンセントに繋ぐ→黒線
    Ⅲ. スイッチから対応する負荷(電灯など)に繋ぐ→指定なし
  • ⑥低圧側200V回路の電線を繋ぎます。
    接続点を忘れずに描きましょう。
  • ⑦電線の色を指定します。
    施工条件をよく確認しましょう。
  • ⑧ケーブルの種類を忘れずに記載します。
  • ⑨接続点に圧着マークを描き、複線図の完成です。
    実際に試験では、接続方法が指定されます。
    指示に従って、圧着接続箇所に記載します。

施工方法

【ノーカット版】

完成図