【全般】2025年度(令和7年度)の第二種電気工事士試験の試験日は?

 
2025年度(令和7年度)の第二種電気工事士試験の日程は下記のとおりです。
試験日程だけでなく、試験申し込み・学科試験の流れ・技能試験の流れ・免状発行までも合わせて解説しています。
受験を検討している方はまず初めにこちらのコラムを確認しましょう!
2025年度(令和7年度) 第二種電気工事士 試験日程
 
  上期 下期
試験
申込期間
3月17日(月)

4月7日(月)
8月18日(月)

9月4日(木)
CBT会場
予約期間
4月中の約一週間 9月中の約一週間
CBT方式
受験期間
4月21日(月)

5月8日(木)
9月19日(金)

10月6日(月)
CBT方式
合格発表
受験日の2週間後
マイページにて発表
受験日の2週間後
マイページにて発表
筆記方式
試験日
5月25日(日) 10月26日(日)
筆記方式
合格発表
6月
試験センターホームページにて発表
11月
試験センターホームページにて発表
技能試験 7月19日(土)
7月20日(日)
12月13日(土)
12月14日(日)
技能試験
合格発表
8月
試験センターホームページにて発表
2026年1月
試験センターホームページにて発表
   
申し込みから資格免状発行までの流れ

1.試験申し込み

試験申し込み期間になると、電気技術者試験センターのWebサイトから試験の申し込みが可能になります。

準備するもの

  • ・顔写真の画像データ
  • ・受験手数料 9300円

申し込み手順

  • 1.電気技術者試験センターWebサイトにてマイページのアカウントを作成
    ※アカウント作成するだけでは試験の申込は完了しませんので、ご注意ください。

  • 2.アカウント登録後、マイページにて試験申し込みを行う
    ※試験申し込み時は学科試験の受験方法は自動的に筆記方式での申し込みとなります。
    CBT方式での受験を希望する際は別途申し込み手続きが必要です。(詳細は後述しています。)
  •   
  • 3.受験手数料を支払う
    申し込み後は指定の期日までに受験手数料を支払いましょう。
    支払方法はクレジットカード決済・Pay-easy決済・コンビニエンスストア決済・銀行振込から選択できます。

2.学科試験の受験方法の選択

学科試験はCBT方式と筆記方式の2種類の受験方法から選択が可能です。
CBT方式で受験を希望する際は、CBT会場予約期間内にマイページより受験会場と日時の予約手続きを行います。
期間内であれば1度予約した後でも変更が可能です。
予約期間内にCBT会場の予約を行わない場合は、自動的に筆記方式での受験となります。

学科試験の試験形式

試験形式はCBT方式・筆記方式どちらも同じです。

  • 問題数:50問
  • 回答方法:4択の選択問題形式
  • 試験時間:120分
  • 合格のボーダーライン:60点以上

3.学科試験の流れ

CBT方式【持ち物】

  • ・本人確認書類 (顔写真付きの公的証明書)

利用できる本人確認書類の詳細については、CBT受験者専用サイトのFAQをご参照ください。
【本人確認書類は何を用意すればよいですか?】

CBT方式では筆記用具や参考書などの私物は全てロッカーに預けるため、試験に持ち込みできません。
試験会場にて黒ボールペンとA4裏表白紙のメモ用紙を借りられるため、それを使用します。

また、CBT方式で受験する際は学科試験の受験票は発送されませんので、受験票の用意も不要です。

CBT方式【試験当日の流れ】

CBT方式の受験の流れについてはこちらのコラムにて詳細をご確認いただけます。
【CBT方式ってどんな感じ?受験した社員に聞いてみた!】

筆記方式【持ち物】

  • ・受験票
  • ・筆記用具
    色鉛筆・色ボールペン・蛍光ペン・マジックの持ち込みも可能です。
    ※マークシートの記入には鉛筆・シャープペンシルを使用しましょう。
  • ・その他
    時計、ストップウォッチ、メガネ・ルーペの持ち込みも可能です。
    ※電卓機能や通信機能、アラーム音のなるものは使用できません。
    電卓や計算尺、メモ用紙の持ち込みはできませんので、計算式などは問題用紙の余白を使用しましょう。

筆記方式【試験当日の流れ】

2024年度(令和6年度)より、筆記方式は午前のみの実施となりました。
例年の実施時刻は下記のとおりです。

着席時刻 試験開始時刻 入室禁止時刻 試験終了時刻
9:45 10:00 10:30 12:00

  • 1.試験会場に到着
  • 2.会場に張り出される提示物を確認し、試験室を確認
  • 3.自分の受験番号と一致する座席へ着席
  • 4.監督員から注意事項の説明
  • 5.受験開始
  • 6.終了後、監督員の指示に従って退出
    ※自由退出はできません。

4.技能試験の流れ

学科試験に合格すると技能試験に進みます。

技能試験【持ち物】

  • ・受験票
    技能試験では受験票が発行されますので、忘れずに持参しましょう
  • ・筆記用具
    色鉛筆、色ボールペン、蛍光ペン、マジックの持ち込みも可能です。
  • ・その他
    時計、ストップウォッチ、メガネ・ルーペの持ち込みも可能です。
    ※電卓機能や通信機能、アラーム音のなるものは使用できません。
    電卓や計算尺、メモ用紙の持ち込みはできませんので、複線図などは問題用紙の余白を使用しましょう。
  • ・作業工具
    電動工具以外の全ての工具を使用することができます。
    試験センターが下記の工具は最低限必要と挙げていますので、必ず持参しましょう。
    ペンチ、ドライバ(プラス・マイナス)、ナイフ、スケール、ウォーターポンププライヤー リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711:1982・1990・1997適合品)
    他にも手袋・マスキングテープなども持ち込み可能です。

技能試験【試験当日の流れ】

技能試験の当日の流れについてはこちらの動画にて解説しています。

5.免状発行

技能試験に合格した後、お住まいの都道府県に第二種電気工事士免状交付申請を行います。
免状がない状態での電気工事は違法となりますので、ご注意ください。

申請に必要なもの

  • ・第二種電気工事士免状交付申請書
    ※技能試験当日に配布される試験会場もあります。
    各都道府県ごとにWebからダウンロードも可能ですので、
    「都道府県 第二種電気工事士免状」 などで検索ください。
  • ・試験結果通知書のはがき(原本)
  • ・返信用封筒1通
    希望の返送先の住所・氏名を記入しておく必要があります。
    切手は不要です。
    封筒のサイズは長形3号(120mm×235mm)ほどの大きさが推奨されています。
  • ・証明写真 縦4cm×横3cm
    ※都道府県ごとに必要な枚数が異なります。
  • ・手数料 (収入証紙):5300円

申請する都道府県によっては本人確認書類や住民票などが必要な場合もあります。
必ず、ご自身が申請する都道府県の申請方法をご確認ください。

申請方法

必要物を揃え、郵送(簡易書留)もしくは指定の窓口へ提出します。

申請方法

申請後、約1か月ほどで免状が発行され、返送用封筒に封入されて届きます。
混雑状況により前後します。

以上が第二種電気工事士試験の大まかなスケジュールになります。試験を受験したらいつぐらいに免状を入手できるかも踏まえて受験スケジュールを決めましょう!