解答・解説
配線用遮断器の定格、コンセントの定格に注目しましょう。
定格20Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以下のコンセントを使用します。
定格30Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以上30A以下のコンセントを使用します。
[ハ]は定格30Aの配線用遮断器に対し、20A以上30A以下のコンセントではないため、不適切となります。
解答・解説
定格20Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以下のコンセントを使用します。
定格30Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以上30A以下のコンセントを使用します。
また15A以上の配線用遮断器には太さ1.6mm以上の電線を、30A以上の配線用遮断器には太さ2.6mm(5.5mm2)以上の電線を使用します。
解答・解説
定格20Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以下のコンセントを使用します。
定格30Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以上30A以下のコンセントを使用します。
また15A以上の配線用遮断器には太さ1.6mm以上の電線を、30A以上の配線用遮断器には太さ2.6mm(5.5mm2)以上の電線を使用します。
解答・解説
21幹線の分岐点から過電流遮断器までの長さが3mを超え8m以下の場合には、
許容電流は幹線の過電流遮断器の定格電流の35%以上にします。
幹線の過電流遮断器の定格電流は60Aのため、
60 × 0.35 = 21
a-b間の電線の許容電流最小値はイの21になります。
解答・解説
69幹線の分岐点から過電流遮断器までの長さが8mを超える場合には、許容電流は幹線の過電流遮断器の定格電流の55%以上にします。
幹線の過電流遮断器の定格電流は125Aのため、
125 × 0.55 = 68.75
68.75以上の最小値はハの69になります。
解答・解説
96幹線の太さは負荷の定格電流の総合計によって決まります。
ただし、負荷に電動機がある場合、始動時に大きな電流が流れるため、電動機の総定格電流に係数をかけた値を用います。
電動機の定格電流の合計は 30 + 30 = 60A
需要率(100%)をかけて 60 × 1 = 60A(IM)
電動機以外の負荷の定格電流の合計は 15 + 15 = 30A
需要率(100%)をかけて 30 × 1 = 30A(IH)
係数の求め方
IM≦IHのとき1
IM>IH且つIM>50Aのとき1.1
IM>IH且つIM≦50Aのとき1.25
IMが50Aを超えるため係数 1.1をかけて 60A × 1.1 = 66A
電動機以外の負荷の総定格電流(IH)を足して 66A + 30A = 96A
よって、最小値は96Aになります。
解答・解説
定格30Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以上30A以下のコンセントを使用し、
直径2.6mm以上、または断面積5.5mm2以上の電線を接続しなければいけません。
[イ]は電線の直径、[ロ]と[ニ]はコンセントの定格電流が不適切です。
解答・解説
定格30Aの配線用遮断器を取り付けた分岐回路には20A以上30A以下のコンセントを使用し、
直径2.6mm以上、または断面積5.5mm2以上の電線を接続しなければいけません。
[ロ]と[ハ]はコンセントの定格電流、[ニ]は電線の直径が不適切です。
解答・解説
電源の周波数が60[Hz]から50[Hz]に変わると回転速度が増加する。解答・解説
三相電源の3本の結線のうち、いずれか2本を入れ替える。三相誘導電動機の回転方向を変えるには電源線3本の内2本を入れ替えます。
また、進相コンデンサを取り付けることで力率改善、スターデルタ始動器にて、始動時の電流を抑えることができます。
解答・解説
手元開閉器の負荷側に電動機と並列に接続する。三相誘導電動機回路の力率を改善するためには、手元開閉器の負荷側に電動機と並列にして接続します。
解答・解説
回転速度が増加する。回転速度は周波数に比例します。
50Hz→60Hzの増加に伴って回転速度は増加します。
解答・解説
1800同期回転速度は以下の公式で求められます。
120f / p(f = 周波数、p = 極数)
この式に当てはめると 120×60/4=1800 となります。