解答・解説
水気のある場所のコンクリートの床に施設する三相200[V](対地電圧200[V])誘導電動機の鉄台。以下の場合、接地工事を省略することができます。
①直流の使用電圧が300V以下または、交流対地電圧が150V以下の機械器具を乾燥した場所に施設。
②低圧用の機械器具を乾燥した木製の床、これに該当する絶縁性のものの上で取り扱うように施設。(コンクリートの床は該当しない)
③電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁構造の機械器具を施設。
④水気のある場所以外の場所に施設する機械器具に電気を供給する電路に、電気用品安全法の適用を受ける漏電遮断器(定格感度電流15mA以下、動作時間が0.1秒以下の電流動作型のものに限る)を施設
[金属管工事の接地工事省略条件]
①乾燥した場所で管の長さが4m以下。
②対地電圧が150V以下で長さが8m以下の管を乾燥した場所に施設もしくは簡易接触防護措置を施す。
イ … 金属管の接地工事省略条件の①にあてはまるため、省略できます。
ロ … 接地工事省略条件の①、②にあてはまりません。水気のある場所のため、漏電遮断器(定格感度電流15mA以下、動作時間が0.1秒以下の電流動作型のものに限る)を取り付けても、省略できません。
ハ … 接地工事省略条件の②にあてはまるため、省略できます。
ニ … 金属管工事の接地工事省略条件の②にあてはまるため、省略できます。
解答・解説
乾燥したコンクリートの床に施設する三相200[V]ルームエアコンの金属製外箱部分。木の床と異なり、乾燥したコンクリートの床は絶縁性ではないため接地工事を省略できません。
解答・解説
単相100[V]の電動機を水気のある場所に設置し、定格感度電流15[mA]、動作時間0.1秒の電流動作型漏電遮断器を取り付けたので、接地工事を省略した。水気のある場所では定格感度電流15[mA]以下、動作時間が0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器が取り付けられていてもD種接地工事は省略できません。
解答・解説
100地絡遮断装置が設置されていないD種接地工事の接地抵抗の最大値は100Ωです。
D種接地工事は300V以下の低圧機器に行い、C種接地工事は300Vを超える低圧機器に行います。
地絡遮断装置が設置されていないC種接地工事の接地抵抗最大値は10Ωです。
また、動作時間が0.5秒以内の漏電遮断器施設時には、C種接地工事・D種接地工事ともに接地抵抗値を500Ω以下にすることができます。
解答・解説
誘導形で交流回路に用いる。誘導型で交流回路に使用します。
測定用計器は、動作原理と使用時の置き方によって記号が定められています。
解答・解説
可動鉄片形で目盛板を鉛直に立てて使用する。左の記号は可動鉄片形、右の記号は鉛直を表します。
可動鉄片形で目盛版を鉛直に立てて使用します。
解答・解説
A 0.1 B 0.2 C 0.4低圧電路の使用電圧が300V以下・対地電圧が150V以下の場合、電路と大地間・電線相互間の絶縁抵抗値はそれぞれ0.1[MΩ]以上になります。
その他の場合(対地電圧が150Vを超え、300V以下)は0.2[MΩ]以上、使用電圧が300Vを超える場合0.4[MΩ]以上になります。
解答・解説
電路と大地間 0.1 電線相互間 0.1低圧電路の使用電圧が300V以下・対地電圧が150V以下の場合、電路と大地間・電線相互間の絶縁抵抗値はそれぞれ0.1[MΩ]以上になります。
その他の場合(対地電圧が150Vを超え、300V以下)は0.2[MΩ]以上、使用電圧が300Vを超える場合0.4[MΩ]以上になります。
解答・解説
1低圧電路の場合、絶縁抵抗測定が困難な時は使用電圧が加わった状態での漏えい電流が1mA以下であれば絶縁性能を有していると判断されます。
解答・解説
0.2[MΩ] 300[Ω]使用電圧が300V以下・対地電圧が150Vを超える場合、電路と大地間・電線相互間の絶縁抵抗値は0.2[MΩ]以上になります。
また動作時間が0.5秒以内の漏電遮断器を施設した場合の接地抵抗値は500[Ω]以下になります。
これらの条件をみたす[ニ]を選びます。
解答・解説
0.6[MΩ] 50[Ω]使用電圧が300V以上の電路の場合、絶縁抵抗値は0.4[MΩ]以上になります。
また300V超の低圧電気機器にはC種接地工事を行い、0.5秒以内に動作する漏電遮断器を施設した場合には接地抵抗値は500Ω以下にします。
これらの条件を満たす[ニ]を選びます。
解答・解説
屋内配線の導体抵抗測定一般用電気工作物の竣工検査は
の4種類を行います。
解答・解説
充電の有無を確認する。導通試験は回路計を使って配線が正しく行われているか確認を行います。
充電の有無を調べるには検電器を使用します。
解答・解説
0.8小勢力回路に使用できる電線の最小太さの直径は0.8㎜です。