工事の施工方法4


工事の施工方法では工事の事例に関する問題が多く登場し、より専門的な内容となります。
工事の施工方法2では計測器の使用方法を中心とした内容です。
解説動画を見て、内容を理解できたか1問1答形式で確認しましょう。

解答・解説

金属管工事と金切りのこ

パイプベンダは金属管の曲げ作業に、リード形ねじ切り器は金属管(薄鋼電線管)にねじを切るときに使用する工具です。
ボルトクリッパは鉄線等を切断する工具で金属線ぴ工事には使用しません。

解答・解説

やすり 金切りのこ パイプベンダ

  • パイプレンチ … 金属管を保持する工具です。カップリングと接続する際に管をつかみ、回します。
  • ジャンピング … コンクリートに穴を空けるための工具です。
  • リーマ … 管の内側のバリを取る工具です。クリックボールの先端に取り付けて使用します。
  • リード型ねじ切り器 … 薄鋼電線管にねじを切るときに使用します。
  • パイプレンチ 、ジャンピング 、リード型ねじ切り器はねじなし電線管の切断及び曲げ作業に使用しません。

解答・解説

[A]部分にターミナルキャップを使用した。

ターミナルキャップ、エントランスキャップは電線管に取り付け、電線を引き出しに使用します。
エントランスキャップは雨水が入り込みにくい構造になっています。
ターミナルキャップは電線の出し口が90度になっているため、[A]の場合に使用すると雨水が浸入するので使用できません。

  • ターミナルキャップ
  • エントランスキャップ

解答・解説

漏れ電流

漏れ電流はクランプメーターを使用して測定します。

  • クランプメーター

解答・解説

検電器で三相交流の相順(相回転)を調べる。

検電器は充電の有無を調べるものです。
三相交流の相順(相回転)を調べるには検相器を使用します。

  • 検電器
  • 検相器

解答・解説

検相器

三相交流の相順(相回転)を調べるためには検相器を使用します。

  • 検相器

解答・解説

a 電圧計 b 電流計 c 電力計

電圧計は負荷と並列に接続、電流計は負荷と直列に接続します。 電力計は電流コイルを負荷と直列に接続、電圧コイルを負荷と並列に接続します。

  • 電力計
  • 電流コイルと電圧コイル
  • 電力計には電流、電圧それぞれのコイルが付いていることを覚えておきましょう。

解答・解説

電圧計 電流計 電力計

単相負荷の力率はこの図のように計器を設置し測定します。
力率を求めるために周波数計や漏れ電流計は必要ありません。

解答・解説

電圧計は負荷と並列に接続、電流計は負荷と直列に接続します。 電力計は電流コイルを負荷と直列に接続、電圧コイルを負荷と並列に接続します。

解答・解説

クランプメーターを使用して単相3線式回路の漏れ電流の有無を測定する場合、すべての電線をクランプに通して計測します。
三相3線式回路も同様にすべての線をクランプします。

解答・解説

負荷側の点滅器をすべて「入」にして、常時配線に接続されている負荷は、使用状態にしたままで測定する。

絶縁抵抗計を用いて測定します。
低圧屋内電路と大地間の絶縁抵抗の測定は負荷側の点滅器をすべて「入」にして、常時配線に接続されている負荷は使用状態にしたままで測定します。
また、電路間の絶縁抵抗の測定は負荷をすべて外した状態(器具をコンセントから外し、電球をソケットから外し、スイッチを入れる)で行います。

解答・解説

絶縁抵抗計のL(LINE)の線路端子は電動機の電源端子に結線し、E(EARTH)の接地端子は電動機の接地端子に結線する。

解答・解説

接地抵抗を測定する場合、被測定接地極 → 補助接地極(電圧用) → 補助接地極(電流用)の順に10m程度間隔をあけて配置します。

  • 接地抵抗計には接地極がそれぞれついています。

解答・解説

接地抵抗を測定する場合、被測定接地極 → 補助接地極(電圧用) → 補助接地極(電流用)の順に10m程度間隔をあけて配置します。

  • 接地抵抗計には接地極がそれぞれついています。