ソフトウェアについて【Cam Browser(多機能版) 】

Cam Browser は当社 USBカメラ L-837 / L-836 / L-834(現行仕様)専用ソフトウェアのブラウザ版です。
ブラウザ上で動作するためインストールが不要です。また、Windows 以外の環境でもご利用いただけます。
※拡張機能の追加に伴い、動作環境や対応カメラが変更になりました(以前のバージョンはこちら)。

2023年6月 カメラ調整の追加(明るさ、露出、ゲイン、コントラスト、鮮やかさ、鮮明度、ホワイトバランス)
2023年5月 機能追加(色反転、水平/垂直反転、シャドウマスク、保存名の命名ルール機能など)および画面デザイン一新
2022年2月 動画撮影、デジタルズーム、部分拡大、モノクロ表示、クロスラインの移動を追加
2021年5月 クロスライン表示、ショートカットキー撮影を追加

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動作環境 Google Chrome(推奨)、Microsoft Edge のいずれかの最新版がインストールされたパソコン
対応カメラ 当社 USB カメラ L-837 / L-836 / L-834(現行仕様)

※ 動作は次の環境の社内パソコンにて検証しております。デモ機貸し出しなどを利用して、あらかじめ動作確認を行ってください。

OS:Windows 10 / Windows 11 / macOS Big Sur
ブラウザ:Google Chrome

※ カメラ映像や静止画・動画は、使用中のパソコンにのみ表示・保存されます。他のパソコンに共有・公開されることはありません。

最新版のブラウザはこちらからダウンロードできます。(外部サイトへ移動します)

Google Chrome(推奨) https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/

Microsoft Edge     https://www.microsoft.com/ja-jp/edge

機能 基本機能: 静止画撮影、動画撮影、保存ファイル名の印字(静止画のみ)、命名ルール(日時/カウントの挿入)
表示機能: デジタルズーム、表示画面のロック、水平/垂直/180°反転、部分拡大、モノクロ表示、色反転
ライン機能: クロスライン(表示、移動、色/幅変更)×2、シャドウマスク(表示、不透過率変更)、サークル(表示、移動、サイズ変更、色/幅変更)
カメラ調整: 明るさ、露出(自動/手動調整)、ゲイン、コントラスト、鮮やかさ、鮮明度、ホワイトバランス(自動/手動調整)

ご使用方法 詳しくみる

1. Google Chrome(または Microsoft Edge)の最新版がインストールされたパソコンを用意し、カメラを接続する
2. Cam Browser を起動する
3. 「カメラを接続する」をクリックして、接続するカメラを選択する

※アクセス許可を求められた場合は、カメラの使用を許可してください

基本操作 詳しくみる

① 表示エリア

カメラの映像が表示されます。
表示エリア内で右クリックし「すべてのコントロールを表示」を選択すると、次の機能が使用できます(ライン機能OFF時のみ)。

アイコン 機能
映像を一時停止します。再度押すと現在の映像が表示されます。
※停止していた期間の映像を後で再生することはできません。
停止した状態で撮影(保存)が可能です。
カメラが使用されている時間が表示されます。
映像を全画面表示します。
※枠内でダブルクリックをした場合も同様に動作します。
全画面表示はキーボードの"Esc”キーやダブルクリックで終了できます。
クリックして表示される"ピクチャーインピクチャー"をクリックすると、枠内の映像が右下に表示されます。
この映像は常に最前面表示されるため、映像を表示した状態で別の作業が可能です。
映像は移動やサイズ変更が可能で、元のウィンドウにある撮影ボタンも機能します。
映像の右上にある"×"をクリックすると終了します。

② ヘルプウィンドウ

各機能のアイコンにマウスポインタ―を合わせたときなどに説明や操作方法が表示されます。

をクリックすると、このWebページが開きます。

③ 各種機能

表示機能や撮影機能を使用することができます。
をクリックするとライン機能や設定が表示されます。

操作方法

・アイコンはクリックして機能の実行やON/OFFなどを行います

・トグルボタンはクリックしてON/OFFを切り替えます

・スライダーはクリックやドラッグで調整します

・一部機能はショートカットキーに対応しています(Mac の場合は Alt キーを Option キーと読み換えてください)

ウィンドウサイズの調整

お好みのウィンドウサイズで使用できます

ヘルプウィンドウ・アイコンサイズの調整

お好みのアイコンサイズに変更できます
(ctrlキー + マウスホイールで拡大・縮小)

マルチウィンドウ

Cam Browser は同時に起動できます。
それぞれを異なるカメラに接続することも、同じカメラの映像を映すこともできます。

各種機能 詳しくみる

基本機能

アイコン 機能 説明 ショートカットキー
保存ファイル名 静止画・動画の保存ファイル名です。
次回撮影の静止画・動画に反映されます。
使用できない文字 / : * " < > |
※ 命名ルール機能がONのときは使用できません
-
静止画撮影 静止画を撮影します。
ファイル(jpg)は撮影後に自動的でダウンロードされます。
保存先はブラウザの設定をご確認ください。
※ 各機能は撮影した静止画には反映されません
Alt + a
動画撮影
(撮影開始 / 撮影終了)
動画を撮影します。
ファイル(webm)は撮影後に自動的でダウンロードされます。
保存先はブラウザの設定をご確認ください。
※ 各機能は撮影した動画には反映されません(ライン表示などはOFFとなります)
-
表示画面のロック 映像を一時停止します。 -
デジタルズーム(縮小 / 拡大) 映像を拡大します。
拡大中は、表示エリアをドラッグすることで表示範囲を移動することができます。
※ ライン機能がONのときは移動できません
拡大 Alt + h
縮小 Alt + g
部分拡大 マウスポインタ―を合わせた部分を拡大して表示します。
マウスホイールを操作すると、拡大倍率を変更できます。
※ 部分拡大がONのとき、映像は一時停止します
-
水平反転 / 垂直反転 映像を左右または上下に反転します。
両方とも ON にすると、180°回転された映像になります。
-
モノクロ表示 映像をグレースケールで表示します。 Alt + j
色反転 映像の色を反転します。 -

Mac の場合は Alt キーを Option キーに読み変えてください。

拡張機能(ライン機能)

アイコン 機能 説明 ショートカットキー
クロスライン【表示】 クロスラインを表示します。 クロスライン① のみ
Alt + c
クロスライン【移動】 クロスラインを移動します。
ONの状態で表示エリアをクリックすると、その位置にラインが移動します。
交点をクリックするとラインを掴んで移動することができ、もう一度クリックすると離します。
キーボードの十字キーでも移動できます。
-
シャドウマスク クロスライン①とクロスライン②で囲まれている部分を強調します。
スライダーでシャドウマスクの透明度を調整できます。
-
サークル【表示】 サークルを表示します。 -
サークル【移動】 サークルの移動やサイズ変更をします。
ONの状態で表示エリアをクリックすると、その位置にラインが移動します。
キーボードの十字キーでも移動できます。
マウスホイールでサイズ変更ができます。
-
色変更 クロスラインやサークルの色を変更します。 -
幅変更 クロスラインやサークルの線の幅を変更します。 -
リセット クロスラインやサークルを初期状態に戻します。 -

Mac の場合は Alt キーを Option キーに読み変えてください。

拡張機能(カメラ調整)

アイコン 機能 説明
  明るさ 映像の明度を調整します。
  露出 カメラの露光時間を調整します。
  露出補正(ゲイン) 自動調整された露光を補正します。
※ 露出の自動ON時のみ
  コントラスト 映像のコントラストを調整します。
  鮮やかさ 映像の彩度を調整します。
  鮮明度 映像の鮮明度を調整します。
  ホワイトバランス カメラのホワイトバランスを調整します。
リセット 全てのカメラ調整を初期状態に戻します。

拡張機能(設定)

機能 説明
保存名を静止画に印字する 静止画の右下に保存ファイル名を印字します。
命名ルール 「キー」を使用して、保存ファイル名に日時や連番を入れることができます。
使用できない文字 / : * " < > |

使用できるキー
{年}:撮影したときの年を挿入します
{月}:撮影したときの月を挿入します
{日}:撮影したときの日を挿入します
{時}:撮影したときの時を挿入します
{分}:撮影したときの分を挿入します
{秒}:撮影したときの秒を挿入します
{カウント}:設定した数字を挿入します。数字は静止画や動画を撮影するたびに1ずつ加算されます

例)2023年1月23日に撮影(カウント=10 とする)
「検査_{年}-{月}-{日}_{カウント}個目」と入力
  → 「検査_2023-01-23_10個目」というファイル名で保存される