照明
照明は暗さを補うだけではなく、種類によって対象物の見え方が大きく変わります。対象物や検査内容に応じた照明をお選びください。
照明紹介
表は横にスクロールできます
光を全体的に照射します。明るさが足りない場合に適しています。 | 斜めや横方向からスポットで光を照射します。陰影をつけ、対象物を立体的に見せます。 | 対象物の背面で発光しシルエットを写します。 対象物の背面から光を照射します。シルエットでの確認に適しています。 |
垂直に光を照射します。平面が強調されるため、平面の傷・異物・汚れなどの確認に最適です。 | |
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基板 | ||||
拡散光で全体を均一に照らします。 | 陰影をつけ、凹凸を強調して映します。 | 背面から照射することでスルーホールの確認に最適です。 | 光沢面のぎらつきを抑えます。 部品のキズやパターンの検査に最適です。 |
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金属のフライス加工後 | ||||
拡散光では表面の凹凸がつぶれるため適しません。 | 2方向からの光により表面の凹凸を強調します。 | 加工痕の輪郭を鮮明に映します。 | ||
光沢表面 (金属) |
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拡散光では表面の凹凸がつぶれるため検査に適しません。 | 2方向からの光により凹凸をわかりやすく映します。 | 刻印の輪郭を鮮明に映します。 | ||
凹凸部 (金属) |
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影が少なく検査に適しています。 | 輪郭に影が出来やすく、検査に適しません。 | 輪郭をシャープに表現。 計測ソフトでの測定用画像に最適です。 |
ネジピッチの輪郭を鮮明に映します。 | |
凹凸部 (ドライカーボン) |
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均一な光で影が少なく立体的にみることができません。 | 2方向からの光により表面の凹凸を強調します。 | 影を発生させないため凹凸のある試料も平面的に見えてしまいます。 | ||
穴 (窪み) |
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内部に影が発生するため、検査に適しません。 | 影の発生を抑え、検査を行えます。 | 奥まった部分にも均一に光が届きます。 | ||
半透明の材料 (宝石) |
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均一な拡散光でカット部分が強調され検査に適しています。 | 光自体が弱く色の濃い半透明なワークの検査には適しません。 | バックライトとして使用すれば宝石内部の不純物確認に最適です。 | 平面に反射した光のみをカメラに戻すのでカットされた宝石の検査に適しています。 | |
金属部品 | ||||
影が少なく検査に適しています。 | 2方向からの光により表面の凹凸を強調します。 | 強調された輪郭は、計測ソフトでの計測用画像に最適です。 | 光沢面のぎらつきを抑えます。 |